使いこなしてる?作業スピードがあがるショートカットキー

 

パソコンのショートカットキーは、覚えておくと作業効率が格段にアップすることはもちろん、モバイルPCをお使いの方にとっては、外出先でマウスを出さずにパソコン操作ができると非常に便利な上、その姿もスマートです。

 

今回はWindowsを中心に、普段の業務にもすぐに役立つ、作業スピードがあがるショートカットキーをご紹介します。

 

 

まずはここから!基本のショートカットキー

まずご紹介するのは、Microsoft Office全般で使用できるショートカットキーです。
使用頻度も高いので是非覚えておきましょう。

 

・・全て選択(Ctrl+A)

 

例えばメールの文章などを全て選択してコピーしたい時などに、マウスでドラッグして選択をしたりしていませんか?

このような場合、Ctrl+Aを使えば全てを選択できます。ALL(全て)の「A」と覚えておきましょう。

 

 

・・ひとつ前に戻る(Ctrl+Z)

 

Wordで文書を作成中にやっぱり先に書いていた言葉の方が良かった、Excelのセルのデータを間違って消してしまった、という時には、Ctrl+Zでひとつ前の動作に戻ります。

「しまった!」と思ったらすぐにCtrl+Zを押しましょう。

 

 

・・保存/上書き保存(Ctrl+S)

 

せっかく時間をかけて資料を作っていたのに、急にパソコンが固まってしまって、それまでの作業が全て水の泡…といった経験は誰にでもあるはずです。

マメにCtrl+Sを押して、保存(上書き保存)をする癖をつけましょう。

 

 

・・印刷(Ctrl+P)

 

印刷したいページがある時は、Ctrl+Pを押すだけで印刷のダイアログボックスが表示されます。

そのままEnterを押せばプリンタが印刷を開始します。

 

 

処理スピードアップ!Excelのショートカットキー

 

あらゆる業種で使用することの多い便利なExcelですが、ショートカットキーを組み合わせることでさらに便利になります。

 

 

・・上のセルのデータをコピー&ペースト(Ctrl+D)

 

例えば上のセルと同じ数値を入力したり、同じ色に塗りつぶしたりと全く同じセルを作りたい場合、下のセルを選択した状態でCtrl+Dを押すと、コピー&ペーストすることなく全く同じセルにすることができます。

 

 

・・今日の日付を入力する(Ctrl+;)

 

作成した日付など、今日の日付を入力したい場合、Ctrl+;で今日の日付(yyyy/mm/dd)が入力できます。

ちなみに現在時刻はCtrl+Shift+;で入力が可能です。

 

 

・・選択中のセルを編集モードに切り替える(F2)

 

例えばセルの中のテキストを編集する時など、セルを選択した状態でF2を押すだけで、マウスを使うことなく編集モードに切り替えられます。
PowerPointでも編集モードに切り替えることができます。

 

 

・・選択中のセルの書式設定(Ctrl+1)

 

セルの書式設定を右クリックでされている方は多いのではないでしょうか。
Ctrl+1を押せば、マウスを使うことなくセルの書式設定のダイアログが表示されます。

 

 

図形も簡単作成!PowerPointのショートカットキー

プレゼン資料の作成などに利用することの多いPowerPointは、Excelなどに比べると比較的使用頻度が低いことが多く、扱い方に戸惑う方が多いソフトです。

 

ショートカットを利用することでストレスを軽減させましょう。

 

 

・・同じ図形を複製する(Ctrl+D)

 

同じ図形を作りたい時は、コピー&ペーストをしなくてもCtrl+Dを押すだけで複製が可能です。

元の図形より少しズレた場所に複製されるので同じ図形がたくさん必要な時にもわかりやすく便利です。

 

 

・・グループ化する(Ctrl+G)

 

PowerPointでオブジェクトをグループ化する際、グループ化したいオブジェクトを選択してCtrl+Gを押せば簡単にグループ化が可能です。

Ctrl+Shift+Gで解除もできます。

 

 

・・飛びたいスライドに飛ぶ(ページ番号→Enter)

 

飛びたいスライドにたどり着くまで「←」キーを押し続けていませんか?

飛びたいスライドのページ番号を押してからEnterを押すと、瞬時に飛びたいスライドに遷移できます。

 

 

ショートカットキーを覚えて作業効率アップを

今回ご紹介したショートカットキーはほんの一例ですが、例え少しであってもショートカットキーを使うことを習慣化できれば知らず知らずのうちにかなり作業効率がアップしているはずです。

使用頻度の高いものから是非覚えてみてくださいね。