労働力不足解消のために提言された働き方改革の影響もあり、最近では「いかに労働生産性を上げるか」に注目している従業員、経営者の方も多いのではないでしょうか。
労働生産性を向上させるには、勤務時間などの社内制度改善に加え、社員が心身ともに安らげるよう、オフィスにリフレッシュスペースを整えることも大切です。
今回は、社内に活気を取り戻すオフィスデザインに活かせる3つのアイデアをご紹介します。
1.仮眠スペースをつくり集中力を高める
きちんと睡眠を取っていても、昼を過ぎると眠くなりがちです。
作業ミスのリスクを抱えたまま仕事を続けるよりは、一旦仮眠をとってリフレッシュするのも手。
思い切ってオフィスに仮眠スペースを確保してみてはいかがでしょうか。
仮眠するならば、周りの目が気にならない個室が理想的。
もし個室の設置が難しい場合でも、オフィスの一角にハンモックやソファを置くだけで、リフレッシュには有効です。
2.観葉植物による癒しの効果で生産性アップ
観葉植物(オフィスグリーン)をインテリアとして置いているオフィスも多いかと思います。
植物は目の疲れを和らげる効果があるほか、光合成によって酸素を供給するため、集中力が高まり生産性の向上に繋がります。
また、植物に触れることでストレスを軽減してくれる効果もあるといわれています。
オフィスグリーンにはデスクに置けるような小さなサイズもあり、大型の家具と比べて取り入れやすく、自由なアイデアで設置できるので、ぜひ検討してみてください。
3.交流とアイデアを生むくつろぎのスペースをつくる
個人的なくつろぎを得るためだけでなく、社員同士の交流や、アイデアのひらめきを促すようなリフレッシュスペースを整えることも重要。
人間関係がうまくいっていないと生産効率の低下や離職につながりますし、自分のデスクでだけ仕事をしていると、考えも身体も凝り固まってしまいます。
従業員が気軽に話し合えるような環境を整えるために、小上がりや雑談スペースなど社交の場を作ってみるとよいでしょう。
以上、社内に活気を取り戻すオフィスデザインのアイデアを3つご紹介しました。
一日のうちの長時間を過ごす場所だからこそ、快適なオフィス環境は社員のモチベーションや生産性アップに大いにつながることでしょう。
会社のためにもぜひ、オフィス環境の整備にも目を向けてみてください。