開封率が断然変わる、メルマガ作成虎の巻

なぜ、メルマガの開封率やクリック率が上がらないのか

メルマガは、読者に読んでもらうことができれば、営業の成果や、集客などにつながる有効なツールです。

しかし、基本に忠実な見やすいメルマガを書いても、読者の興味を惹くことができず、読まれないまま削除されてしまったり、迷惑メールに分類されてしまったりすることがあります。

メールの開封率を上げ、メルマガに目を通してもらうには、どうしたら良いのでしょうか?メルマガを有効活用するための3つのテクニックを紹介します。

 

 

1. 開封したくなる魅力的なタイトルをつける

一般的なメルマガの開封率は10%前後とも言われ、メルマガは開封してもらうことさえ難しいのが現状です。

開封率を上げるためには、「この情報は役に立ちそう」、「自分に関係がありそう」、「読んでみたい」と思わせるようなタイトルをつけることが重要です。

タイトルが長すぎると、メーラーによって省略されてしまう可能性があるため、文字数は最大でも16文字までに抑えた方が良いでしょう。16文字以内のタイトルに、具体性と緊急性をもたせると、開封率がアップします。

 

例えば、「新しいサービスのお知らせ」では、サービスの内容をイメージしにくく、メールの開封にはつながりません。読者の興味を惹き、読む価値があると思わせるためには、数字を入れるのが効果的です。

それでは、先ほどのタイトルを、「5名限定!集客率10%UP講座」に修正してみましょう。人数を限定したことで緊急性を感じさせ、具体的な目標値があることで、集客率向上を狙っていた読者の関心を高めることができます。

 

2.メルマガを配信するタイミングに気をつける

ビジネスマンは、仕事を始める前や、お昼休み中にメールをチェックすることが多いようです。そのため、メルマガのターゲットがビジネスマンの場合は、平日の8:00から9:00または、11:00から13:00の間に送信することを推奨します。

 

ただし、休み明けはメールが溜まりやすいため、月曜日や連休明けの朝は避けた方が良いでしょう。

ターゲットが主婦や学生の場合は、仕事や家事を終え、一段落ついた時間帯(平日の21:00から24:00)が、開封されやすいと言われています。

曜日や時間帯などによっても、開封率が大きく変わります。ターゲットを意識し、効果的な時間帯に送信するようにしましょう。

 

3.レスポンシブメールを活用する

見出しを強調しやすく、色彩や画像などによって、自由な表現ができるHTMLメールは、読者の興味を惹きつけやすいため、マーケティングメールでは一般的になっています。

 

しかし、自分のスマートフォンやタブレットでメールがキレイに表示されない場合は、80%の人が読まずに消去してしまうという海外のレポートもあります。HTMLメールを送信するときには、モバイルデバイスでの表示を確認する、表示にかかる時間を短縮するため、画像を使いすぎないなどの配慮が必要になってきます。

そのため、様々なデバイスに対応したメルマガを作成するには、レスポンシブ形式のメールを検討すると良いでしょう。

 

マルチデバイス型のHTMLメールである「レスポンシブメール」は、メールを開封する前に、受信デバイスを判別し、iPhoneの場合はiPhone用、タブレットの場合はタブレット用という風に、最適なHTMLを自動で表示します。デバイスによって最適な形で表示されるため、表示の不具合などによる読者離れを防ぐことができます。

 

読者の興味を惹きつけやすいHTMLメールですが、コンピューターウィルスの感染予防などのため、企業が学校などでは、テキスト形式のメールを推奨していることも多いのが現状です。HTML形式というだけで、迷惑メールに分類されてしまうこともあるでしょう。

デバイスに合わせた表現ができるレスポンシブメールですが、読者の事情を考慮し、HTML形式とテキスト形式のメールのいずれかを選択できるようにすると良いでしょう。

 

 

 

 

まとめ

メルマガは、読者に読まれてこそ価値があります。開封されずに削除されてしまったり、表示の不具合などによって読者が離れてしまったりしては、とてももったいないことです。

今回ご紹介した3つのテクニックを取り入れて、メルマガの開封率とクリック率をアップさせ、集客などの成果につなげてみてください。