意外な落とし穴?ホームページの作成依頼方法

 

今や企業にとってホームページは欠かせないツールです。ここでは、ホームページの作成やリニューアルを依頼する際に注意したいポイントを解説します。

 

 

ホームページ制作会社は料金では比較できない

 

・・詳細な希望を伝えなければ見積りを出すのは難しい

 

ホームページの制作費用は、作成したいホームページのデザイン、ボリューム、用途によって大幅に異なります。制作費用の見積りは安くても、ホームページ完成後の管理費用が高かったり、細かな部分の修正費用が高かったりと、結果的に費用がかさむ場合もあります。

本来は制作会社側も、細かい希望をヒアリングする前に制作費用を算出するのは難しいです。ページ数だけで見積りを出してくるようなホームページ制作会社には注意が必要です。

 

 

・・良い制作会社は希望をうまく聞き出してくれる

 

企業の担当者も、ホームページ制作は初めて、ということが多いでしょう。うまく提案書を作ったつもりでも、細かなイメージが制作会社に伝わらないことは少なくありません。さらには、企業の担当者では気付かない、ホームページの活用方法もあるかもしれません。

企業の希望を上手にヒアリングし、的確なアドバイスをしてくれる制作会社を選択しましょう。

 

 

・・ドメイン管理などの縛りがある会社は避けたほうが無難

 

ホームページ制作会社の中には、ホームページ完成後のすべての管理や更新を請け負う契約を最初から盛り込んでくるところがあります。

一見、お得で安心なように思えますが、もしもホームページのできに不満が見つかった場合、制作会社を変えてホームページをリニューアルしたくても、簡単にはできなくなります。

ドメインは簡単に変えられませんから、ドメイン管理や更新作業の契約を必ず結ばなければいけない制作会社は避けたほうが無難と言えます。

 

 

・・デメリットもきちんと説明してくれる会社は信頼できる

 

どんなツールにもデメリットはあります。企画したホームページでは「〜ができない」「〜がしにくい」といったデメリットもきちんと指摘してくれる制作会社が信頼できるでしょう。

 

 

ホームページ制作会社にうまくイメージを伝えるには

 

 

・・ホームページ制作の目的を明確にする

 

ホームページの制作を依頼するということは、それだけの目的があるはず。ホームページというツールを使って何を成し遂げたいのか、目的をはっきりさせ、制作会社に伝えましょう。

 

 

・・何を重要視するのかをはっきり伝える

 

ホームページ制作の方向性は、ホームページを作る際に何を重要視するのかによって違ってきます。

デザインを重要視するなら、デザイン重視のホームページを作成してもらい、記事は社内のスタッフが書けるように企画すればよいですし、記事の内容を重要視するならデザインは簡素に、記事はその分野のプロに依頼すればよいのです。

 

また、SNS連携やブログ連携、動画が必要かによっても大分違ってきます。

管理、更新を制作会社に任せるのか、社内のスタッフでやるのかによっても、ホームページの内容は変わってくるでしょう。社内スタッフが更新するなら、当然更新しやすさを重要視しなければなりません。

 

 

制作会社任せにしない!発注者も知っておきたいこと

仮に管理や更新もホームページ制作会社へ依頼するつもりであっても、発注者も知っておくべき最低限のことがあります。

 

 

・・ログイン情報はきちんと管理

 

ホームページ制作会社がずっと存在し続けるとは限りません。ログイン情報はきちんと管理し、何かあったときでも対処できるようにしておきましょう。

 

 

・・基本的な構造は押さえておく

 

自社のホームページの基本的な構造はきちんと把握しておきましょう。ホームページに何かトラブルがあった場合でも対処しやすくなります。

 

 

企業の顔となる大切なホームページ制作は、制作会社に丸投げするのではなく、目的をもって依頼しましょう。