ダウンセルとはお客様が購入を希望している商品が予算の都合などで購入に至らなかった場合に、よりグレードの低い商品を勧める販売方法です。
例えば、家電量販店で30万円の最新型テレビを予算の都合で買い渋っているお客様に「去年のモデルだけれど大きさは希望と同じ、画質は最新よりも劣るけれど現在使用しているテレビよりも十分に高画質を楽しめる」と説明を行い20万円のテレビを購入してもらうことが出来ました。
このようにダウンセルとは、値下げではなくグレードの低い商品を提案するということです。顧客の立場にたち、希望予算内で購入可能な商品を提案し満足してもらえれば信頼も得ることができます。しかし「グレードを下げた商品なら購入しない」と思っている顧客には押し売りのように感じられてしまうこともあるので、状況に合わせた判断が必要です。