【Googleアナリティクス】見るべき5つのポイント

 

アクセス解析といえば、Googleアナリティクスが有名ですね。無料で使え(有料版もあります)、導入しやすく、高機能です。

ただし、高機能な故に使いこなせない、わかりにくい、という印象をもつ場合も。

そんなGoogleアナリティクスで見るべきポイントの確認方法を解説します。

 

 

企業のホームページで確認したい3つのこと

ホームページは企業の顔とも言える存在で、事業内容や企業が率先して行っている企画などを世界に向けてアピールできます。

 

ただし、せっかく作成したサイトもアクセスがなければ、アピールしていることにはなりませんよね。

そこで、イメージアップ目的の企業ホームページ運用時に、Googleアナリティクスを用いて最低限確認したいことを3つあげてみます。

 

 

1.ユーザーサマリーでアクセスの増減などを知る

 

 

Googleアナリティクスにログインして、「ユーザー」→「概要」へ進むと、ユーザーサマリーが確認できます。

 

ここでは、

 

①アクセスの増減「セッション」

 

②ユーザーの増減「ユーザー」

 

③サイト訪問時間の平均「平均セッション時間」

 

④1ページだけ閲覧してサイトを離れた率「直帰率」

 

⑤新しく訪問したユーザー率「新規セッション率」

 

などがわかります。

 

2.どのページが閲覧されているかを知る

 

 

「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」へ入り、ページ横の「ページタイトル」をクリックします。

どのページが閲覧されているのかを確認できます。

 

3.どこからサイトへ来ているかを知る

 

 

「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」を開くと、そのページへの流入元がわかります。

 

①検索サイトからの流入は「Organi Search」

 

②直接の訪問は「Direct」

 

③他サイトのリンクからの流入は「Referral」

 

④ソーシャルメディアからの流入は「Social」

 

と、なります。

 

 

ネットショップならCVまできちんと確認を

商品を売ることが目的のネットショップの場合には、アクセス数が売上に直結しますから、もう少し詳しく確認していきます。

 

4.CVに繋がりやすい検索サイトからの流入の詳細をチェック

上記の「チャネル」で確認できる「Organi Search」をクリックすると、検索サイトで実際に検索されたキーワードを確認できます。

 

ただし、現状では検索エンジンのSSL化(暗号化)によって「not provided」となってしまうことがほとんどです。

その場合、「Google Search Console」を用いて確認することになりますが、Googleで検索されたキーワードしかわかりません。

 

残念ながら現在は無料で全てのキーワードを確認することはできませんが、100%把握しなくても、大まかなキーワードがわかれば、サイトのコンテンツの見直しに利用するには充分という見方もあります。

 

どうしても詳細を知りたい、という場合には、全ての検索キーワードを解析する有料ツールや、分析や改善提案を自動で行う有料ツールも存在します。

 

 

5.実際のCV数をチェック

 

 

「コンバージョン」→「目標」→「概要」で、目標(CV)の達成数、CV率などがわかります。

ただし、目標は事前に設定しておく必要があります。

 

目標の設定方法はさまざまですが、「申込み完了ページ」への到達率や、「注文完了ページ」への到達率を設定するのが一般的です。

 

「カート画面」「支払情報入力画面」「最終確認画面」など、目標達成までの各プロセスを設定することで、顧客が購入フォームのどこで離脱しているかを知ることもできます。

 

 

Googleアナリティクスには、まだたくさんの機能がありますが、まずは上記の確認方法でポイントを押さえておきましょう。